健診で便潜血陽性となった、便に血が混じる、などといった方は積極的に大腸検査を受けましょう。当院では年間約600例の大腸ポリープ切除を行っていますが、その中には若い人の大腸癌も増えています。昨年1年間では30歳代の人で大腸癌だった方が3名もおられました。便検査で血が混じったからと言ってすぐに大腸癌を心配される必要はありませんが、症状のない早期のうちに発見して根治してしまうためには便検査で陽性となったことをきっかけにして大腸内視鏡を受けるのが一番正確です。大腸癌のもとになると言われている立派な大腸ポリープが見つかる方は若年化しています。当院では検査前日までは全く普段通りに生活していただき、検査当日のみ朝食を食べずにお越しいただき検査用の下剤を内服、その後検査を行うという方法で大腸内視鏡を行っています。お気軽にお問い合わせください。

上嶋内科・消化器科クリニック