内視鏡のご案内

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体調がおかしい、一定しない。不安や苦痛は小さな内に対処しましょう。

  • 腹部に痛み、不快感、むかつきがある、食欲がない
  • 胸焼け、えづく
  • 喉にひっかかりがある
  • 耳鳴りがする、体を横にすると咳が出る
  • 頻繁に下痢をする
  • 便秘の後に下痢になることを繰り返す
  • 便が黒い、赤い血が混じる
  • 検査で「便に血が混じっている」と言われた、大腸ポリープを指摘された

これらのひとつでも当てはまる方は、ぜひ一度内視鏡検査を受けてみてください。
当院では、鼻から挿入する細い「経鼻内視鏡」と通常の「経口内視鏡」、そして直腸から挿入する「大腸内視鏡」の3種類を常備し、患者さまに合わせて使い分けています。
小さなポリープや早期がんであれば、そのまま内視鏡を使って患部を切除することもできます。

内視鏡は痛くありません

内視鏡といえば「苦しい」というイメージがあるかもしれませんが、軽い麻酔薬を使い、眠っている間に検査を終えることも可能です。
特に経鼻内視鏡であれば鼻の麻酔だけでよく、「オエッ」となる嘔吐反射も起きませんし、検査中に会話もできますので安心です。当院では最新の、「これ以上細いものはない」経鼻内視鏡を使用しています。

清潔管理のために

内視鏡は検査の都度、すべて学会が推奨する高水準の洗浄工程を丁寧におこない、消毒・滅菌しています。
処置具もできるかぎりディスポーザブル(使い捨て)のものを使用し、清潔管理と感染予防には万全を期しています。

内視鏡検査でわかる主な病気・症状

経鼻内視鏡・経口内視鏡

逆流性食道炎

胸焼けや、胸のむかつき、また炎症が強い場合は胸の痛みなどの症状を起こします。胃酸の食道への逆流が原因です。治療方法は内服薬、食事療法などです。

食道がん

胸焼け、胸の痛みなどの症状があります。また熱いものや刺激物を飲んだときに不快感がある場合もあります。内視鏡なら早期発見が容易ですので、なるべく早く検査を受けることをおすすめします。

急性胃粘膜病変(AGML)

胃・十二指腸に広い範囲にわたって潰瘍ができてしまう病気です。ストレスやピロリ菌など原因はいろいろ考えられますが、激しい腹痛が起こることが特徴です。

胃潰瘍

胃もたれ、吐き気、胃の不快感、胃痛などがありますが、悪化すると胃に穴が空いたり(穿孔)、出血するなどの可能性があります。またピロリ菌感染の場合は、治療をしても再発を繰り返す難治性潰瘍になってしまうこともあります。

ヘリコバクター・ピロリ

ピロリ菌は日本人の半数が感染しているともいわれ、潰瘍だけでなく、さまざまな病気に関係するとされます。内服治療で再発率をきわめて低くすることができますので、お悩みの方はぜひご相談ください。

胃がん

胃通、胃の不快感などの症状がありますが、早期胃がんでは自覚症状がほとんど考えられません。そのため、発見するには定期的な検査しか方法がないのが現状です。少しでも症状がある方は、早めに検査を受けてください。

アニサキス

寄生虫の一種で、サバの刺身を食べたときなどに胃壁内に侵入します。激しい腹痛や吐き気を起こしますが、内視鏡で検査するだけでなく取り除くことが可能です。

十二指腸潰瘍

症状としては、特に若い人の場合はお腹がすいているときの上腹部の痛みが特徴です。十二指腸の壁は薄いものです。そのため穿孔を起こしやすく、ときに出血や狭窄などが同時に起こります。潰瘍薬の内服で治療し、ピロリ菌の除菌により再発予防ができます。

慢性胃炎

その名の通り、胃炎が長期にわたって続くものです。ストレスや加齢などが考えられるとされてきましたが、最近はピロリ菌の長期感染によるものがほとんどと判ってきました。
慢性胃炎をベースとして胃がんになることもあり、さまざまな病気の温床となりますので、早く対処することが必要です。

静脈瘤(食道・胃)

食道や胃の粘膜を流れる静脈が、コブのように膨らんででこぼこになった状態です。そのほとんどは肝硬変によるもので、静脈瘤そのものによる症状はあまりありません。しかし大きくなるほど破れて大出血するリスクが高まり、致死的な状況に陥ることもあります。
そのような静脈瘤は、内視鏡を使ってあらかじめつぶしてしまう治療が最も有効です。

大腸内視鏡

大腸ポリープ

胃のポリープと異なり、大腸ポリープ(腫瘍)は大きくなるにつれがん化するリスクが非常に高まります。最初は自覚症状がなく、大きくなると下血する場合があります。
治療としては切除してしまうことが一番で、大腸がんになる前に内視鏡で取ることが重要です。50才以上の方は、定期的に大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。

大腸がん(結腸・直腸・肛門がん)

大腸がんは、早期は自覚症状がなく、進行するにつれ腹痛、下血、便秘、腹部の違和感などが出てきます。大腸はどこでもがん化する可能性があるのですが、日本人の場合、なかでもS状結腸と呼ばれる部分にできることが多いようです。
当初はポリープだったものが、成長してがんになることが多いため、早期発見がきわめて重要です。

大腸炎

大腸にできた炎症が原因で、下痢・腹痛・下血などの症状を起こします。軽度であれば食事療法と内服薬で治療できます。

潰瘍性大腸炎

胃潰瘍と同じく、大腸粘膜に炎症が起き、潰瘍になってしまったものです。症状としては下血があります。
原因はいろいろ考えられますが、決定的なものはよくわかっていません。炎症を抑えることが治療の基本となります。

クローン病

クローン病は、消化管に炎症または潰瘍を起こすもので、食道から肛門までのすべてで起きる可能性があります。主な症状としては腹痛、下痢があります。

痔核(ぢ)

肛門部に痛み、腫れ、かゆみなどが起き、進行するにつれ症状が強くなります。出血や膿が出ることもあります。

虚血性腸炎

何らかの原因で大腸粘膜への血行が悪くなり、炎症・潰瘍を生じるものです。高齢者、または便秘のひどい女性に発症することが多く、突然の腹痛や出血などの症状があります(朝から急に痛くなって、トイレで赤黒い便が出てきたなど)。
大抵は腸を安静にすれば1~2週間で自然治癒します。しかし、壊疽型の場合は緊急手術が必要になる場合もあります。

大腸憩室症

大腸粘膜の一部が腸壁の外に飛び出してしまったものが複数できるものです。当初は自覚症状がありませんが、悪化すると下痢・軟便・便秘・腹痛などの症状があります。原因は腸管内圧の上昇で、食物繊維の不足や加齢によるものなどが考えられます。
大腸憩室そのものは、いくらできても症状がないなら問題はありません。ただし、憩室のまわりに炎症ができる憩室周囲炎になると腹膜炎になることがあるため、対処が必要となります。

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